脂質異常症(高脂血症)

脂質異常症は動脈硬化の原因になります。
高脂血症とほぼ同じ意味ですが、低HDL血症も動脈硬化を促進します。
血管壁にコレステロールが沈着すると、プラークという盛り上がった病巣を作り血管が狭窄します。プラークが破綻すると血栓を形成し、動脈が閉塞します。これにより脳梗塞や心筋梗塞などが発症します。
生活習慣の改善や治療薬の服用により脂質を適正にコントロールし、動脈硬化を防ぎましょう。

脂質異常症の治療

脂質異常症の治療は、基本的に生活習慣の改善と薬物療法になります。
生活習慣の改善は、血中脂質を下げるだけでなく、動脈硬化の進行防止にも役立ちます。
生活習慣改善の主な内容は、栄養バランスのとれた食生活、適正体重の維持、適度な運動、禁煙などです。なかでも特に重要なのが、適切な食生活です。食生活のポイントとしては、高LDLコレステロール血症の人では動物性脂肪を含む食品を減らして植物性脂肪を含む食品を増やす、コレステロールを多く含む食品を減らす、野菜やきのこ類など食物繊維をたくさん含む食品を積極的に摂る、高トリグリセライド血症の人の場合は糖質の多い食品やお酒を控える、摂取エネルギー(カロリー)を適正にする、などが挙げられます。